写真や間取り図などを確認する
ハウススタジオ検索サイトやそれぞれのスタジオのホームページではスタジオの写真が掲載されています。写真からスタジオの中の様子やイメージを確認しておきます。
ロケハンに行く前に、チェックするアングルを決めておきます。間取りがわかる場合はどの部屋を見るか、窓がある場合は大きさや特徴を確認し実際の撮影で入る窓はロケハンで確認します。
いろんな角度から写真を撮ろう
現地へロケハンに行った際にはできるだけいろんな場所から写真撮影をしておきましょう。
ホームページや検索サイトで目にしたアングルだけでなくちょっと違った角度から写真を撮っておくと後々役に立つことがあります。
内装だけではなく搬入経路や、控室、メイクルームや外観なども撮影しておきましょう。
本番の時のカメラ位置もしっかりチェックしてそこから写真を撮っておきましょう。
ロケハンの写真をもとにラフスケッチをしておくとスタッフの間での情報共有もできます。
光の入り方はどうなっている?
自然光が入ってくるスタジオの場合は光の入り方を確認します。
- どこから光が入ってくるか
- 窓の高さや大きさ、場所と個数
- 光が邪魔な場合は遮光することができそうかどうか
- 建物の方角、季節や時間帯での光の入り方
ロケハン時にスマートフォンのコンパスで方角を確認し、午前中と午後どちらが光が多く入ってくるかを確認します。
家具や内装のイメージや配置のチェックをする
ロケハンではハウススタジオの家具や内装が撮影の企画にあっているのかを確認します。
ホームページや検索サイトではわからなかった雰囲気を実際目で見て確かめます。
企画と違和感を感じる場合は他のスタジオもあたってみましょう。
家具自体の写真や窓枠など特徴のある部分を写真に撮っておくと小道具を用意するときに役立ちます。
家具が置いてあるスタジオでは家具の位置を確認し移動が可能かどうかを聞いておきましょう。
控室やメイクルームはどうなっている?
モデルが入る撮影や撮影立ち合いの人が複数来られる場合は控室やメイクルームのロケハンもしておきましょう。
モデルだけではなくスタイリストやヘアメイクが入る場合はその人数もあわせ、メイクルームの広さは充分にあるのか椅子の数は足りそうかどうか、鏡の大きさや着替えをする場所があるかを見ておきましょう。
ドライヤーやハンガーラックといった備品がそろっているかも確認しておくと悩まず準備ができます。
駐車場・搬入経路は?
候補に上がっているスタジオには駐車場はありましたか?ロケハンの時には駐車場の位置や台数が何台入りそうか、駐車場から荷物の搬入経路を確認しておきます。
大きな荷物を持参する場合は入り口の間口を確認しておきましょう。
動画撮影の場合は音の環境をチェックする
動画撮影を予定している場合はスタジオの音の環境をチェックします。
スタジオの立地によっては周辺道路の車の音が入ってくるとか、ビルの一角のスタジオの場合は隣家の音や上の階からの音が入ってくることがあります。
静かになることがあるのかどうか管理者に確認しておきたいところです。無理な場合は他のスタジオを検討する必要が出てきます。